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◇　徳川園にてロケーション撮影　お引き大振袖の花嫁さん　◇

石の階段にて

裾を手に持ってる姿って、お引き振袖ならではでかわいいですよね。
打掛や白無垢も手に持って頂けますが、何しろ重いんです。
広大な庭園での撮影に、見た目も作戦も大正解。

膝の上のくまさんは
お二人が生まれた時の体重で作られているぬいぐるみ

本日の帯結び

いつも「だれもやってないような変わったのを！」と、
リクエストされる事が多いわたくし。
今日の花嫁さんには、まるで「お手本のような構図の文庫」に結んでみました。

こちらのグリーンの帯

実は、花嫁さんのご実家にあった、自前の普通の袋帯です。
残念ながら、たまたま前撮りの日には、帯だけ借りられなかったんだそうです。

でも、言わなかったら分からないくらい、
この花嫁衣装にピッタリ賞〜！でしょ o(^ヮ^)o

ただ、昔の袋帯の特徴は「短め」なんです　今の標準より。

今回の帯結びのポイントは、短いながらも、
小柄なN子さんが、なるべくスラッと見えるように、横から見て奥行きの深い文庫にする事と、
せっかく徳川園での撮影☆

ボリュームたっぷりの、ややアシンメトリーで、短さ小ささを感じさせないように、心掛けました。

橋は、結構高い場所。

親族の方が留袖を着て一緒に入ると、本物がより本当らしくて、引き締まっていいですね。

徳川園は

真ん中に大きな池があって、その回りをグルッと周遊するように、造園されています。

入り口から左回りで歩いてきた、最後の撮影場所は、
その池から、少し外れた坂を上がった場所にある、小さな日本家屋。
その縁側に腰掛けて、ここが最後の撮影場所です。

みなさん、一番大変だったのは、何でしたか？

それはきっと、、、
お二人、お姉さん、カメラマン、着付師、みんな同じでしょう！

「蚊」です。

みんな刺されました。　しかもいっぱい（〜〜；

新郎さんは、顔に三カ所も刺されていましたし、
きっと、裾が広がっている袴の足下も、刺されているでしょうね；；
かくと赤くなるし、三人さんは刺されても耐えました。

わたしは、腕に２カ所は刺されましたが、
おかげさまで、集中していたからかな、あまりかゆみを感じませんでしたよ。

終ってしまえば、、それも想い出になるといいですf＾＾）；

最後に

ご結婚されるお二人は、
「お姉さんの事が本当に大好きなんだなぁ」と、
微笑ましく見ておりました。

信頼と尊敬と、無償で信じられる心って、
メイクだけでは出せない、
内面から、清くてキレイな事と言ったらいいのかしら、、、

みなさんとお仕事していて　そう思いました。

わたしも、お姉ちゃんお兄ちゃんがほしくなった、
わたくしれい、長子（一番上の子の事）のつぶやき（笑）

大事なお支度に、わたくしをご用命、
本当にありがとうございました。

どうか　末永くお幸せに！！

ヽ(^　^)ノ